About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2014/07/28

【アクセサリー・雑貨トレンド分析/2014AW】14年秋冬、注目のシューズ


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はアクセサリー・雑貨のトレンド分析です。2014年秋冬の注目シューズについて紹介します。


スニーカー

2014SSシーズンのシューズトレンドではサンダルやスニーカーがマストアイテムとして注目された。秋冬シーズンではブーツへの注目度が高まるが、スニーカーも継続して注目されることになると考えられる。

背景にはスポーツトレンドが引き続き注目されることや、2015年に向けて「日常性」に焦点を当てたトレンドの台頭が予想され、そこでもスニーカーの果たす役割が大きいと考えられるためである。

コレクションでもマークバイマークジェイコブスをはじめDKNY、シャネルなどの有力ブランドが展開したことから注目度の高さが伺え、なかでもハイテク系、フューチャー系のテクノスニーカーが拡大すると思われる。

MARC BY MARC JACOBS/出典:Trendstop

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ブーツ

今シーズンのブーツはサイハイブーツ、ニーハイブーツ、ロングブーツ、ハーフブーツ、ショートブーツ、さらにブーティ、とレングスのバリエーションが豊富に出揃った。

TOMMY HILFIGER/出典:Trendstop

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ALEXANDER WANG/出典:Trendstop

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全体的には前年と比較すると、ローヒールやフラットソールなどのメンズライクなブーツが増加傾向にある。

スカートの優勢が続くなか、ミュウミュウ、ルイヴィトン、グッチ、トミーヒルフィガーなど多くの有力ブランドがミニ丈スカートとブーツのコーディネートを行っており、今シーズンもブーツへの注目度は非常に高い。




以上、2014AWのシューズトレンド分析でした。

次回はマーケットのトレンド分析で、到来する二極化社会についてご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2014/07/16

【スタイルトレンド分析/2014AW】注目のミリタリーミックスとレトロフューチャー


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はスタイルのトレンド分析です。2014年秋冬の注目スタイル、ミリタリーミックスとレトロフューチャーをご紹介します。


ミリタリーミックス

ヤング市場において、ミリタリーアイテムとその他のテイストのアイテムをミックスしたスタイリングは、毎シーズン提案される定番的スタイリングとも言えるだろう。

今シーズンのミリタリーミックスはコレクションでも多くのブランドによって提案されたが、なかでもプレッピーやレトロスポーツとミックスしたトミーヒルフィガー、ボタニカル柄とのコーディネートでモードミックスな感覚を提案したJクルーはスタイリングの作り方に好感が持てる。

またこの2ブランドは共に日本市場での人気が高いブランドでもあるため注目したい。

TOMMY HILFIGER/出典:Trendstop

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J.Crew/出典:Trendstop

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レトロフューチャー

60年代のパテッド入りスキーウェアのようなレトロスポーツアイテムに、フューチャームードのテクノ素材を組み合わせ、なおかつガーリーで可愛らしさも忘れないミュウミュウのスタイルは非常に完成度が高い。

景気が改善されるにつれて未来志向の新しいトレンドが求められることになるかと思われるが、その筆頭ブランドとして、今シーズンのミュウミュウのスタイルが注目される。

Miu Miu/出典:Trendstop

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Miu Miu/出典:Trendstop

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以上、2014AWのスタイルトレンド分析でした。

次回は雑貨のトレンド分析で、注目のシューズをご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2014/07/08

【アイテムトレンド分析/2014AW】2014年秋冬、ライダースジャケットは継続するか


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はアイテムのトレンド分析です。昨年注目されたライダースジャケットは今年も継続するのでしょうか。


コレクションの動向

昨年のコレクションではテーラードジャケットが減少し、フィリップリムをはじめとした有力ブランドがライダースジャケットを数多く提案したことから、日本市場においてもヤングを中心にライダースジャケットが幅広く店頭展開された。

今シーズンのコレクションでは、グッチなどがライダースジャケットの提案を行ったものの、影響力の強いマークバイマークジェイコブスなどがテーラードジャケットの提案を行ったことから、コレクションの動向からはテーラードジャケットが再び拡大するのではないかと思われた。


GUCCI/出典:Trendstop

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MARC BY MARC JACOBS/出典:Trendstop

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rag & bone/出典:Trendstop

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2014AWのライダースジャケット

一方、コレクションだけでなく日本市場に目を移してみると、春夏シーズンはジージャン+ハイウエストボトムのコーディネートが注目されており、クロップド丈のトップスの需要は秋冬も継続すると考えられる。

このようなスタイルを秋冬で演出するための手段としては、テーラードジャケットよりもライダースジャケットの方が適しており、再びライダースジャケットが活用される可能性も高いと思われる。

実際、国内のヤング系ブランドの展示会ではライダースジャケットが多く展示されており、同じライダースジャケットでも昨年とはスタイルの作り方が変わることで今シーズンもヒットする可能性は十分にあり、秋の注目アイテムとしてチェックしたい。




以上、「2014年秋冬、ライダースジャケットは継続するか」でした。

次回はスタイルのトレンド分析をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2014/07/03

【パターントレンド分析/2014AW】2014年秋冬、注目されるパターン&モチーフ


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はパターン&モチーフのトレンド分析です。今年の秋冬シーズン注目のパターンとモチーフをご紹介します。


チェック

昨年まで英国調のトレンドが強かったため、タータンチェックやグレンチェックなどが注目され市場に数多く登場していた。

チェックは引き続き有力なパターンで、昨年までと比べると減少はしているものの、トミーヒルフィガーはチェックのパターンオンパターンやブロックチェック、バッファローチェックなどを提案し、若い世代に人気のマークバイマークジェイコブスは先染めのように見えるプリントチェックを提案していた。

明確な傾向はないものの、今シーズンはシンプルなチェックが中心になると思われる。

TOMMY HILFIGER/出典:Trendstop

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MARC BY MARC JACOBS/出典:Trendstop

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レオパード

トムフォードやグッチは、今シーズンもレオパードを中心にアニマル柄を数多く提案した。

ラグジュアリームードの高まりとともに、レオパードへの注目度はさらに高まることが予想され、今年はヤング市場だけでなく幅広い市場での展開に注目したい。

TOM FORD/出典:Trendstop

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GUCCI/出典:Trendstop

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BLUGIRL/出典:Trendstop

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グラフィック

「革命」というテーマでコレクションを発表したマークバイマークジェイコブス。ルエラバートリーとケイティヒリアーの今後に期待が集まるが、今シーズンはモトクロスからのインスパイアということで、チームロゴやタイポグラフィプリントを提案。

ヤングを中心にこのようなグラフィックを使用したC&Sの増加が予想される。

MARC BY MARC JACOBS/出典:Trendstop

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森のモチーフ

ここ数シーズン、ネコ、フラミンゴ、オウムなどの動物モチーフ、トロピカルではフルーツモチーフ、さらにナンバー、アルファベットなどのモチーフ、コラボではスポーツブランドコラボやディズニー、サンリオコラボなど、本当に様々なモチーフが市場に溢れている。

そんな中、今シーズンはドルチェ&ガッバーナやアルベルタフェレッティが森をテーマとしたランウェイを展開。そこではリスや鳥、フクロウなど、森に棲むさまざまな動物や虫たちが登場した。

今シーズンはこの「森」に注目で、森からイメージされるさまざまなモチーフが市場に登場することが予想される。

DOLCE & GABBANA/出典:Trendstop

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DOLCE & GABBANA/出典:Trendstop

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ALBERTA FERRETTI/出典:Trendstop

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以上、2014AW注目のパターン&モチーフでした。

次回の投稿もどうぞお楽しみに。

2014/06/23

【アクセサリートレンド分析/2014AW】今年の秋冬、注目のバッグはこれ!


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はアクセサリーのトレンド分析です。ファーバッグや鍵穴モチーフなど、2014年秋冬シーズン注目のバッグをご紹介します。


ウェアとバッグのコーディネート

今シーズンのトレンドカラーにスモーキーパステルがあるが、コレクションではウェアとアクセサリーを同じパステルカラーでコーディネートするブランドが数多く見受けられた。

グッチはバッグだけでなくブーツなども同系色カラーでコーディネート。洗練された大人のスタイルを印象付けた。

GUCCI/出典:Trendstop

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スポーツミックス

スポーツミックスは春夏シーズンに続いて秋冬シーズンでも非常に重要なテーマの一つとなっており、雑貨でも注目のトレンドとなっている。その結果、春夏シーズンでも注目されたリュックが秋冬シーズンでも継続すると考えられる。

異素材使いやブロッキングなど、様々なテクニックで付加価値を演出することが重要である。

Rag & Bone/出典:Trendstop

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鍵穴モチーフ

フェアリーテイルをテーマに注目されたドルチェ&ガッバーナ。ダークファンタジーな森からのインスピレーションで様々な森の動物などを表現したバッグでは、お得意の鍵穴のモチーフを提案。

アンティークなイメージの鍵穴モチーフのバッグは、ヤング市場での注目アイテムになり得る。

Dolce & Gabbana/出典:Trendstop

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ファーバッグ

2014AWコレクションでは、有力ブランドの多くがファーを提案した。それはウェアに限らず、帽子やバッグ、時にはシューズにも活用された。

単品力があり付加価値の高い商品を企画、提案することが今年のトレンドであれば、ファーバッグはまさにマストアイテムの候補となるだろう。

Fendi/出典:Trendstop

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以上、2014AW注目のバッグでした。

次回はパターン&モチーフのトレンド分析をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/06/16

【スタイルトレンド分析/2014AW】今年の秋冬シーズン、新たに登場するスタイル


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はスタイルのトレンド分析です。ニットのセットアップなど、2014年秋冬シーズン、新たに登場すると思われるスタイルをご紹介します。


有力のレイヤードスタイル

2014年秋冬シーズンに登場しそうな有力レイヤードスタイルは、大きく分類すると2つに分けられる。ともに半袖トップスと長袖トップスの袖レイヤードだが、違いは大人カジュアルな着こなしとストリートスポーツな着こなしという点である。

カレンウォーカーやマークジェイコブスは、シンプルな中にも上品なカジュアルムードの感じられる大人のレイヤードといえるだろう。

Karen Walker/出典:Trendstop

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Marc Jacobs/出典:Trendstop

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そしてもう1つは、マーク・バイ・マークジェイコブスのレイヤード。ルエラ・バートリーをクリエイティブディレクターに迎え、モトクロスからインスパイアされたストリートスポーツはポップな90年代を彷彿とさせる。

Marc by Marc Jacobs/出典:Trendstop

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今年は新しく格好良いレイヤードの提案が重要となるだろう。


ニットセットアップ

続いてはニットのセットアップスタイル。

代表的なものとしては、マークジェイコブスのようなニットチュニックとニットパンツのセットアップ。セットアップ自体はここ数シーズン、国内市場でもヒット商品となっているが、このようなニットのチュニックとパンツのセットアップはほとんど見受けられなかったので、今シーズンの注目スタイルとしたい。

Marc Jacobs/出典:Trendstop

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このようなスタイルは、他にマイケル・コースやエドゥンなど多くのブランドが提案していた。共通する点はミドル~コースゲージの畦(あぜ)やワイドリブ、そしてトップ糸使い。また中にはカルバン・クラインのような柄物のニットでチュニックとミディ丈スカートの提案もあり、こちらも新鮮に映る。

Calvin Klein Collection/出典:Trendstop

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ニットトップス×布帛スカート

最後のスタイルはキャリアからミッシーに適しそうなスタイル。ニットトップスと布帛のスカートのシンプルな着こなしだが、やはり今シーズンらしさが組み込まれている。

Bottega Veneta/出典:Trendstop

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Thakoon/出典:Trendstop

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トップスニットはミドル~コースゲージのタートルネック。昨年はハイネックが中心だったが、今シーズンはタートルネックが増加すると見受けられる。

コーディネートするスカートの基本はミディ丈のフレアースカート。昨年から話題のマーメイドスカートは今年も売れ筋商品になると思われる。今年は昨年のマーメイドに比べるとフレアーが入る位置が高いのが特徴。

また、ベーシックなニットトップスに対し、明るいカラーのスカートによるカラーコーディネートも新鮮。




以上、2014AWのトレンドスタイル分析でした。

次回はアクセサリー・ファッション雑貨のトレンド分析をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/06/02

【カラートレンド分析/2014AW】今年の秋冬シーズンにおける注目カラー・流行色


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はカラートレンド分析です。パステルカラー、ジュエルカラー、グリーンなど2014年秋冬シーズンに押さえておきたい注目カラーをご紹介します。


最注目は「パステルカラー」

コレクションから考えられる今シーズンの注目カラーは色々とあるが、まず第一にピックアップしたいのはパステルカラーとなる。

パステルと一言で言っても、よく見ると2つのグループに分類されると考えられる。1つは春夏シーズンを思わせるような淡いパステルカラーで、代表ブランドは「Miu Miu」である。ピンクやサックス、クリームなどのカラーが中心となり、応用編としてはカオスなイメージのダークカラーとのコントラストな色使いもある。

Miu Miu/出典:Trendstop

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そしてもう1つは、スウィンギング・ロンドンを思わせる「Gucci」のコレクションで提案されたスモーキーパステルカラー。特にシャギーやビーバーなどの冬のコート素材と相性が良さそうなので、昨年に続き今年もコートではこのスモーキーパステルが注目されるのではないだろうか。

Gucci/出典:Trendstop

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その他の注目カラー

次に注目したいのはジュエルカラー。秋冬では毎シーズンのように登場するこのカラーであるが、ディープトーンを中心とした深みのあるカラーは見逃すことができない。

続いて、単色ではやはりグリーンが有力となると思われる。春夏シーズンのボタニカルに続いて、秋冬シーズンは森からインスピレーションを受けたようなテーマでコレクションを行ったブランドも多く、フォレストグリーンは増加すると予想される。

Alberta Ferretti/出典:Trendstop

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今後の期待カラー「赤紫」

今後の期待色として提案したいのが赤紫である。昨年は赤、ワイン、赤茶などのカラーが多かったが、赤から赤紫系のカラーは少なかったこともあり、今シーズンはこの赤紫系のカラーが新鮮に見える。ぜひ注目していただきたい。

Antonio Marras/出典:Trendstop

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以上、2014AWのトレンドカラー・流行色分析でした。

次回はスタイルのトレンド分析をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/05/19

【トレンド分析/2014AW】今年の秋冬、アメカジはヒットするか?


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


前回の投稿、「DEWKSと祖父母」より再開しました当ブログ、今後は従来のトレンド分析に加え、マーケット分析やアイテムのヒット予測なども行い、より幅広い情報をお届けできるようにしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、今回はトレンド分析で、コレクションではあまり目立たなかったものの、注目をしておきたい「アメカジミックス」について取り扱いたいと思います。


プレフォールコレクションの動向

2014年秋冬のプレフォールコレクションでシャネルが発表した、インディアンやウエスタンからインスピレーションを得たスタイルは、スタイリングの完成度が非常に高く、カジュアルな中にもシャネルらしいラグジュアリーな要素が組み込まれており注目を集めた。

CHANEL/出典:Trendstop

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CHANEL/出典:Trendstop

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だが、シャネル以外ではプレフォールで同じようなアメリカメンフォークなどをテーマとしたブランドは見当たらず、この時点ではアメカジは有力トレンドとは言えない状況である。


2014AWコレクションの動向

その中で、今年の2月にニューヨークコレクションが始まると、まずポロ・ラルフローレンがインディアンモチーフやスエードフリンジをアクセントとしたランウェイを行い、続いてトミー・ヒルフィガーが雪山を背景にミリタリーミックスのプレッピーなアメリカンガールズスタイルを打ち出した。

TOMMY HILFIGER/出典:Trendstop

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ここでやや兆しが見えたかと思いきや、この後ロンドンやミラノ、パリではこのようなアメカジスタイルがほとんど見受けられなかったため、結局、コレクションだけを見ればアメカジは2014秋冬の有力トレンドには挙がりにくいと思われる。


過去の日本市場の傾向

確かに、コレクションだけを見ればアメカジは有力トレンドとは言えない。

ただし、過去にも何度か同じようなことがあったが、日本市場ではコレクションでの話題性が低くても、アメカジやプレッピー、マリンなどは意外とヒットすることが多い。コレクションとは関係なく、単純に日本人好みのトレンドと言えるのだろう。

コレクションでの印象が薄いため軽視されがちかもしれないが、過去の傾向からすればヒットの可能性は存在する。果たして今年の秋冬、アメカジは来るのか。引き続き市場の動きに注目したい。



以上、トレンド分析「今年の秋冬、アメカジはヒットするか?」でした。
次回はアイテム分析で、「ジージャン」について取り扱いたいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/02/18

【2014AW/2015SS】ファッショントレンド・マーケット分析セミナー開催!



当ブログを運営する株式会社プレールより、毎シーズン開催を行っております、トレンド情報セミナーのご案内です。
2014AW・2015SSのトレンド予測やマーケット動向など、ファッション業界に関わる皆様がいま抑えておくべき最新情報や重要なポイントをお伝えします。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。


※本セミナーの開催は終了しました。

 最新セミナー情報はこちらからご覧頂けます。



【セミナー名・開催日時】



【2014年3月26日(水)開催】
~ マーケットストラテジーセミナー ~

キッズからシニアまでの各世代でいま起きている、ファッション業界にとって重要な最新のトレンドをレポート。今後のビジネスに活用できる新たな切り口を見出します。

【日程等】
■開催日時:2014年3月26日(水)18:30~20:30
■受講料:12,600円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】

・全体潮流
・注目層DINKSとDEWKS
・子育てママ、パパの志向
・キッズマーケットの動向
・ティーンズマーケットの動向
・ヤングの志向とマーケットの動向
・キャリア層の志向とマーケットの動向
・ミドル層の志向とマーケットの動向
・シニア層の志向とマーケットの動向
・その他のマーケットトピックス

※内容は一部変更となる可能性があります。

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】


※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html



【2014年4月8日(火)開催】
~ ジェネラルトレンドセミナー2015SSレディース ~

レディース向けの2015年春夏ジェネラルトレンド分析。社会背景や消費者心理とトレンドの関連を中心に、1年後にあたる2015SSのトレンド傾向を解説します。

【日程等】
■開催日時:2014年4月8日(火)18:30~20:30
■受講料:12,960円(税込)※増税後の税率を反映しています。
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】
■2015SS:カラートレンド分析1(色相・色調・配色)/カラートレンド分析2(カラーグループ)/メガトレンド(消費者心理・価値観)分析/メガトレンドとジェネラルトレンド/トレンドテーマ/ファッションインフルエンス/スタイリングイメージ/ファブリックイメージ/アイテム&ディティール/ファッショングッズ

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】
※都合により一部画像はモノクロ処理されています。

※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html



【2014年4月11日(金)開催】
~ コレクションセミナー2014AWレディース ~

レディース向けの2014年秋冬トレンド分析。カラートレンドについても言及します。当社ではテーマやスタイルの分析だけでなく、トレンドの背景と生活者の価値観にも重点を置いた、最新のトレンド提案を行なっています。

【日程等】
■開催日時:2014年4月11日(金)18:30~20:30
■受講料:16,200円(税込)※増税後の税率を反映しています。
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】
■2014SS:コレクションのレビューとキーワード
■2014AW:スタイリング分析/シーズントレンド傾向分析/シルエット&ライン分析/カラートレンド分析/素材・ファブリック分析/パターン(柄)トレンド分析/注目アイテム分析/注目ディティール分析/ファッショングッズ分析

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】
※都合により一部画像はモノクロ処理されています。

※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
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【講師紹介:栗山志明(株式会社プレール代表取締役)】
ファッション業界を中心とした様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。

1988年~1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年~現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

現在は複数の大手百貨店やラグジュアリーブランドでも社外講師を務める。また、大洋交易社主催のコレクションセミナーでは約500席が満席となるなど、そのセミナー内容は業界内で高い評価を受ける。