2014/07/28

【アクセサリー・雑貨トレンド分析/2014AW】14年秋冬、注目のシューズ


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はアクセサリー・雑貨のトレンド分析です。2014年秋冬の注目シューズについて紹介します。


スニーカー

2014SSシーズンのシューズトレンドではサンダルやスニーカーがマストアイテムとして注目された。秋冬シーズンではブーツへの注目度が高まるが、スニーカーも継続して注目されることになると考えられる。

背景にはスポーツトレンドが引き続き注目されることや、2015年に向けて「日常性」に焦点を当てたトレンドの台頭が予想され、そこでもスニーカーの果たす役割が大きいと考えられるためである。

コレクションでもマークバイマークジェイコブスをはじめDKNY、シャネルなどの有力ブランドが展開したことから注目度の高さが伺え、なかでもハイテク系、フューチャー系のテクノスニーカーが拡大すると思われる。

MARC BY MARC JACOBS/出典:Trendstop

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ブーツ

今シーズンのブーツはサイハイブーツ、ニーハイブーツ、ロングブーツ、ハーフブーツ、ショートブーツ、さらにブーティ、とレングスのバリエーションが豊富に出揃った。

TOMMY HILFIGER/出典:Trendstop

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ALEXANDER WANG/出典:Trendstop

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全体的には前年と比較すると、ローヒールやフラットソールなどのメンズライクなブーツが増加傾向にある。

スカートの優勢が続くなか、ミュウミュウ、ルイヴィトン、グッチ、トミーヒルフィガーなど多くの有力ブランドがミニ丈スカートとブーツのコーディネートを行っており、今シーズンもブーツへの注目度は非常に高い。




以上、2014AWのシューズトレンド分析でした。

次回はマーケットのトレンド分析で、到来する二極化社会についてご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

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