当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。
今回より2019SS、リゾートコレクションのレディース分析結果をご紹介します。第1回のテーマは2019SSシーズンの注目カラーです。
(その他の2019SS情報はこちら)
カラー総括
18秋冬にも見られた鮮やかなビビッドカラーが継続した他、しっかりとした色味のストロングカラーが目立った。レッド&ピンクは根強く継続しているが、ブルー&グリーンの寒色系の増加が目立ち、トーンのバリエーションも多彩に見られた。
18春夏に比べ: パステルトーン、オレンジ、ネイビー、カマイユ&フォカマイユ配色はやや減少。
18秋冬に比べ: メタリック、ダークトーン、パープル系、グレーは減少。
注目カラー1:ビビッドカラー
シーズンを問わず継続中の鮮やかなカラーが今シーズンも目立った。18秋冬に拡大したネオンカラーは一部に見られたのみ。
出典:Trendstop
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注目カラー2:ホワイト&アイボリー
ブラックに次ぐ出現率。ナチュラルなトーンや温かみのあるアイボリーが主流。
出典:Trendstop
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注目カラー3:ベージュ
明るいトーンを主流に増加傾向が見られた。黄みの強いラフィアやピンクがかったヌード、オーセンティックなカーキ系など。
出典:Trendstop
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注目カラー4:イエロー
18春夏の傾向を踏襲。ライトからストロングが主流。発色の良いバナナやこっくりとしたヨークなど。
出典:Trendstop
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注目カラー5:レッド
18秋冬の傾向を踏襲。黄みがかった鮮やかな朱色系のバリエーションや、わずかに彩度を抑えたノーブルなトーンなど。
出典:Trendstop
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以上、2019SSのレディース注目カラーでした。
次回も同じくリゾートコレクションより、2019SSレディースの素材・柄トレンド情報をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。
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